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うつ状態は本人も他人も気が付かないもの


「うつ」 と聞いて病気とか心のカゼとか言われます。

私もまさか自分がうつになるとは考えても見ませんでした。

そして 「うつ」 の状態がこれほどに辛いものとは予想もしませんでした。

疲れやすくなったり、

気力が失われたり、

ちょっとしたことでも泣いたり、怒ったり、イライラしたり、

何も感じなくなったり、

生きる気力がなくなったり

どうでもよくなったり・・・

そんな事更年期障害なんだから。

家族に言われ「命の母」も服用しました。

でも何も変わらず症状はどんどん悪化していきます。

ろくにお休みも取れなかったので、気晴らしにという事で旅行にも行きました。

しかし逆に疲れが出てしまい逆効果でした。

毎日・・・

ただ「死にたい」と思う日々でした。

死んだらもう色んな事を考えたり無理をしたりしなくて

この世界から関与しなくて済む。楽になる。

ただそれだけしか頭には無かったのです。

ただ死んだような眼をしてため息をつき、

そのため息を両親から止めるように咎められ

私にはどこにも居場所がなかったのです。

そう、だれも心の疲れには気が付かないものなのです。

自分でさえも。

他人にはもっとわからないでしょうね。

それを怠けている、もっと頑張れと言われても

頑張りすぎたからこうなった訳です。

しかし多くの人は自分と比べていて

自分の方が出来ていると過大評価し

「あの人は使えない」

「仕事ができない」

とせめてばかり。

もちろんうつではなく単純にその人の能力と仕事のバランスが

ついていかない、つまりは適材適所ではない事もあります。

それは見極める必要があります。

でも少しでもそう感じていたらカウンセラーに相談することも大切だと思います。

まず第三者に話を聴いてもらう事で客観的な判断が可能です。

心の奥の辛いものを声にして形にすることで

悩みの原因が何であるかを自覚することが出来ます。

それに気づくだけでも心の中が整理され、重たい気分が晴れます。

自分の辛い事や嫌な部分を人に話すことは恥ずかしい事ではありません。

誰だって醜い部分は持っているのですから。

安心して下さいね。

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