春になると人事の入れ替えで職場ではベテランさんが退職し
新入社員さんに新しく仕事を一から教えるという・・・
混乱が生じやすい時期ですね。
中間管理職と言われるいわば、上司に見張られ、下から不満をぶつけられる
そんな立場の方々にとってはとても頭の痛い時期でもあります。
私はずっとその立場で苦しみ、仕事も命を預かるという重責で逃げ場がなく
自分を責め続けていました。
そんな生活はまるで生き地獄で生きている意味がわからなくなりました。
世界は灰色ー。
色のない、何も感じない・・・
ただ心臓が動いている自分の身体が嫌で嫌で仕方ありませんでした。
そんな風に考えているのは一人だけかと思っていたあの頃・・・。
皆、言えないだけで本当は同じように感じている人は案外身近にいる事も
知りました。
「 ひきこもり 」
周りの人達も困りますが、本当は当の本人が一番つらいのです。
どうしたら治る?
そればかりを周囲の人が焦り、苛立つから余計に世界は怖く見え、
自分の世界に閉じこもってしまうのです。
その辛さは経験した事がないとわからない感情。
心の有り様。
世界の全てが敵に見える。
これからの時期、明るくもあり、影も生まれる季節。
交通機関で 「 人身事故 」 という文字を見る度に
複雑な気分になります。
久しぶりに会った友人も駅のホームで線路に飛び込もうと
何度も思った・・・と打ち明けてくれました。
でも思いとどまった事で、私たちは再会もできたし理解をする事もできました。
どんな仕事であっても、年齢であっても、立場であっても、性別であっても
悩みは悩み。
私はバイトや派遣で大手の会社の色々な事情も見てきましたし、
もっとこうしたら仕事が上手くいくようになるのに
適材適所を考えないから売り上げが下がるのに
と働きながら心理を観察し、体験しながら持論を展開しています。
ビジネスで人間関係や仕事がうまく回らなくてお困りの上司の方のお気持ちも
お察ししております。
ご希望であれば、どのような視点で会社の人事をしたらよいのかも
ご提案致します。
組織の中で得意分野、不得意な事があるのは仕方のないことです。
それを上手く配置し、連携をスムーズにする事が大事な事だと思います。