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「これだけ知っていれば大丈夫」の心理

最近ネットの記事に良く見る

「愛される女性の5つの特徴」

「もてる男の5つの特徴」

などという題目が目立ちます。

内容をみると当たり障りのない簡単・簡潔な表現で

非常にわかりやすく書かれています。

「あ~。なるほど!」

とは思うのですが、よくよく考えるとあまり目新しい事は書かれていません。

しかし、題名を見ると「何が特徴なのかな?」とか「これだけ知っていればいいのかな?」

なんて思ってつい見てみたくなります。

 

☆ 人は安心感を持ちたい

  人は誰でも当てはまるような内容だったり、わかりやすい文章、やわらかな表現で書かれている

  内容であるとなんとなく落ち着きます。

  特に、電車の中やちょっとした合間にすぐに見られて内容が安心・簡単・明瞭なものであれば

  豆知識程度に頭にすうーっと入ってくるのでしょう。

  ネットの中には膨大な量の情報量がありすぎて、本当に自分で知りたい事を知るには

  読み手側も考えなくてはいけなくなりました。

  ネット情報は便利な一方で、正しい知識 ・ 知りたい事を得るのには調べる人にとっても

  安全で正しい知識がある程度持ちあわせていないと間違った情報を得てしまいます。

  私は今でも真実が欲しい時は本や文献を読んでいます。

  その本を検索するためにネットを利用する事もありますが、

  実際に本の内容を手に取って読んで見てから購入します。

  「ある事柄」を本当に知りたいのであれば、自分の五感を使って調べる事が一番安心できます。

  情報量が多いことに越したことはありませんが、正しい知識を必ずしも得られる訳ではない事を

  心のどこかに留めておくことをお薦めします。

  手軽に入る情報は安心感を得られるけれど、信用に値するかどうかは自己責任である

  と、いうことです。

☆ 手軽な箇条書き

  「知っておきたい5つ」

  などと書かれているとつい見てしまいます。

  私もその一人ですが、見た後なんとなくスッキリとしないのです。

  当たり障りのない事が並べられていて、どれも似たり寄ったりの事柄ばかりで

  新しい発見のある事が書いてある記事を目にしたことはありません。

  現代社会の風潮なのでしょうか?

  考えると疲れるから簡単な内容を好むのでしょうか?

  わかりやすく、手軽に、誰にでも受け入れられる内容にすると

  読まれる頻度が上がるからなのでしょう。

  これは最低限の内容であり、これが全てではないということをお忘れなく…です。

 

 ネットを使用していなかった時よりも利用する価値が多い事を痛感しました。

 私の知識の幅も広くなったことは確かです。

 しかし、その反対は正しい知識をピックアップするためにはそれ以上の

 自分の能力も必要だという事にも気が付きました。

 特に私は心理カウンセラーという仕事をしておりますが、

 ネット上で 「 私 」 がどういう人間なのか?

 本当に信頼できる人間なのか?

 相性が合いそうなのか?

 をお伝えすることは非常に困難であることに気が付きました。

 写真だけでもわからない、動画であっても明確には知り得ない…

 対人間同士のふれあいで私という人間を知ってもらわないと

 わからない事だと思います。

 メールカウンセリング、電話でのカウンセリングも始めようかと考えておりましたが

 少し保留にしました。

 私が出来る限りの内は、対面式カウンセリングを中心にしていきたいと思います。

 維持費も多大にかかっておりますので、いつまで続けられるかはわかりませんが

 私を必要としてくれる方がいらっしゃる限りは続けていきたいと思っております。

 こんな頑固で不器用な私ですが、可能な限り全身全霊をかけてご相談者の心に

 良い変化と気づきを得られるよう努力していきたいと思っております。

 笑顔は人の心に安心をもたらします。

 皆様が少しでも笑顔が増えるよう・・・願っております。

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