ペットロスカウンセラー
心理カウンセラー・獣医師からのご挨拶
はじめまして。
Clione Heart Warming(クリオネハートウォーミング)
心理カウンセラーのしすい ことねと申します。
屋号であるこの名前には意味があります。
”クリオネ”という生物をご存知でしょうか?
”流氷の天使”という異名を持つ貝の仲間です。
体が透明でまるでハートのような形の内臓が透けて見える不思議な生き物です。
冷たい深海の中をオレンジ色のハートがゆらめく姿。ハートの形が良く見えています。まるで心が見えているようなクリオネのように「私がクライエント様の気持ちを感じ取れるようになりたい」とイメージして名付けました。
人の心はとても複雑で、悩みや不安などが全くないという人はいないでしょう。
かの有名な心理学者であるフロイトが「自己が認識している意識は氷山の一角」と唱えている通り、無意識に行動して自覚していない部分が多いと言えます。
カウンセラーとして私が進めている方針は「あなたの悩みを真剣にお聴きしどのように考えたら良い方向の答えを導き出せるのかあなたの鏡になる事」です。
悩みを解消する方法を知っているのは他人ではありません。
ご自身に起きた葛藤や迷いを他人が導き指示されて楽な方もいます。例えば信心することは誰かに願望を託してそのようになればいいな、あるいはなるはずだろうという責任転嫁で気が楽になる素早い方法です。それで気分が良くなり仲間が増え自己肯定感を得ることが出来るのも一つの手段でしょう。心理カウンセリングとはそういうものではありません。現実に起きている事象について色々な角度から見直し新しい気づきを得ていくつもの解決方法にアプローチしていくことです。簡単な例を挙げるとしたら「失恋したから私は恋愛がうまくいかないです」と考えているとしましょう。その恋だけが恋愛の全てなのでしょうか。そこでいくつかの原因を考えてみましょう。
1. あなたが全て悪かった
2. お相手に問題があった
3. 両方に問題があった
4. 周りの環境・人間関係に問題があった
5. 相性・価値観の相違
6. 性格の不一致
などありきたりですがすぐに考えつく事だけでもさっとこれくらいは思いつくでしょう。落ち込んで思考が偏っていたり行き詰まっている時はこの問題さえ気づかずにご自身や相手を過剰に責めているケースも多いのです。悩んでいる時こそ他の人から新しい視点を教えてもらうとハッと腑に落ちることがあります。クライエント様の心理傾向から固まった思考パターンもあります。何よりも気が付かなかったご自身に気づき、より良い解決方法を見つけることが大切だと思っております。
「あなたと感情を共有して心の重荷を軽くする」お手伝いをすることが私のモットーです。アドバイスを積極的には致しません。あなたが求めている答えを一緒に探すのです。ご自身で納得のいくようなお気持ちになれなくては気分を上向きに出来ないと考えています。気持ちに正誤はありません。固く考えずにまずは気軽にお話をして頂けたら幸いです。
しすい ことね
STAFF PROFILE (スタッフ プロフィール)
1. 略歴
2. 取得資格
3. 獣医師でありながらカウンセラーを続けている理由

しすい ことね
1)略歴
・日本獣医畜産大学獣医畜産学部獣医科 卒業
・獣医師免許取得
・臨床獣医師として様々な動物病院に勤務
・特定非営利活動法人
日本カウンセリング普及協会にて学ぶ
・認定心理カウンセラー
認定交流分析療法士の資格を取得
・Clione Heart Warming開設(2015)
・専門家プロファイル、プロクルQ&Aにてペットの相談に回答中
2)取得資格
・獣医師免許
・認定心理カウンセラー
・認定交流分析療法士
・その他
普通運転免許
open water (スキューバダイビング)
3)獣医師でありながらカウンセラーを続けている理由
まず初めに私が何故心理カウンセラーを学ぶことにしたのか?ということとをお伝えいたします。
獣医師という職業は体力的に重労働であり大切なペットの命を預かっているという使命があります。
そのため無制限の労働(真夜中の診察・手術・緊急時には対応しなくてはならない・休日が思うように取れななど)が負担になり肉体的に慢性疲労が蓄積していた事が前提としてありました。
思うように体を十分に取れなかった上に常に命を預かっているという重責が私にとっては非常にメンタルを消耗させていました。
他にもたくさんの原因がありました。
肉体的にも精神的にも余力がないくらい辛くて食事も1か月以上取れないまま毎日出勤をしておりました。
それを私の一番愛していた猫が家にいる間はずっとそばにいて心配をしてくれていましたが愛猫もまた体調を崩していたのです。
気が付かず状態が悪化した時にはすでに手遅れでした。
そして愛猫がいなくなってしまった時に心が割れてしまいました。
それは音を立て「プツン」と体の中で崩れたのです。
これがペットロスという事だと認識したのはずいぶんと後でした。
私のように「職業柄」というのは良くない表現ですが多くの死に立ち会っているにも関わらず「ペットロス」になる事もあるのです。
例えそれが誰のペットであろうとも一つの命が消えていく度に悲しみは伴います。
過去に大切だったペットとの別れもたくさんありました。
しかし獣医師であってもペットロスにおちいります。
その痛みを知っている私と同じように苦しんでいる方のお力になりたいという気持ちがありました。
一番に伝えたかった事はどんな人でも愛する人やペットを失った時にメンタルが保てなくなることもあるという事です。
おかしい事ではないのです。
悲しむ事は恥ずかしい事でもなく、つらい事も我慢しなくていい、ということをクライエント様と共有する時間が大切な事を知っています。
心にたまっている色々な嫌な事を思いっきり話してみて下さい。
思っているまま、考えている事をそのまま言葉にしてみて下さい。
病院で働いていた時には多くの飼い主さまの様々な生活で起こるストレスをお聴きしてきました。
時には毎日お買い物やお仕事帰りにお話に来る方もいらっしゃいました。
その時にこうした会話が心の負担を軽くする大切な時間であると実感していましたのでカウンセリングをしています。